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医療におけるコンテンツマーケティング~電話帳からネットへ変化した時代に学ぶこと

  • 執筆者の写真: Shin Yamauchi
    Shin Yamauchi
  • 2017年8月11日
  • 読了時間: 2分

昔々、家庭用固定電話または電話ボックス+電話帳というのが、医院を探すためにもっとも有効な手段でした。(電話帳ってご存じないですかね?)

電話帳には、 (1)内科、外科、胃腸、整形、眼科、歯科などの科目 (2)どこにどう行けば良いのかがわかる地図 (3)医院の雰囲気を伝える外観やイラスト が掲載されていて、市民は、たったこれだけの情報で医療施設を選んでいました。 実は、口コミ最強の時代でもありました。

その後、パソコンが登場し、医療施設の情報を詳細に知ることができるようになりました。 僕は1998年に、ホームページでの集患を始め、2001年くらいには「ホームページで集患できる」と自信満々に言えていました。

その手法は最近の言葉で言うと「コンテンツマーケティング」です。

有益で説得力のあるコンテンツを自ら制作して配信。 人を引き寄せ、アクション(来院)を起こさせる。 サービス(医療)への信頼を得て、絆を作ることで、 さらなる顧客(患者)獲得につなげる。

医師の紹介、治療方針の掲載、得意分野の医療情報の提供、Q&Aの掲載、メールでの対応、設備の紹介、治療方法の紹介などなど・・・・

電話帳の情報(名前、電話番号、地図、診療科目)しかなかった時代に、こんな感じのことを始めました。さらに言えば、ホームページの数が少ないのですから、たくさんの患者さんがホームページ経由で来るのは、当然の結果だったのかもしれません。

でも、もちろん、ホームページがあっても集患できなかった医院・クリニックもあります。ここに、現在も学ぶべきことがあるのだと思います。

上に書いたように、 有益で説得力のあるコンテンツを自ら制作して配信。 人を引き寄せ、アクション(来院)を起こさせる。 サービス(医療)への信頼を得て、絆を作ることで、 さらなる顧客(患者)獲得につなげる。 を基本にしながら、

(1)現代のネット環境(スマホなど)に合わせ (2)データを解析しながら、 (3)顧客(患者)が望むものにブラッシュアップする ことを継続的に行っていくことが必要だと思います。

当方で12年ほど関わらせていただいている医療施設では、最初のホームページ構築以降、3回のリニューアル(その内の一度は他業者さんでしたが)が行われています。

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