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執筆者の写真山内 真一

ホームページ制作を丸投げしたり、過度に依存してはいけない理由


ホームページ制作の仕事はどこからどこまで?


●会社のビジネスそのものは社内で決めましょう


社内で決めていくコトは次のとおりです


これからは会社のビジネスそのものですから当然なのですが、あらためて書きます。


(1)会社の根本的な方針と具体的な活動内容を決める


(2)上記を外部に発信できる、ビジネスの仕組みと料金・支払い体系をつくる


(3)ビジネスの仕組みとお客様が手に入れる理由を外部に説明する言葉(文字)と図をつくる


ここまでは「経営」「事業構築」「発信する内容」そのものですから、ホームページでなくてもチラシでもパンフでも何でも同じです。


★重要なのは「これらはホームページ制作の範疇ではない」ということです


もっといえば、ここは外部業者の仕事の領域でもないです。

業者にコンサルやアドバイス支援を受けることがあっても決定は会社の判断です。


ホームページ屋さんが、こういったビジネスの判断ができると考えるのは危険です。



●なぜ、ホームページは大変だと感じるのか?


印刷物と比較して、ホームページが独特で大変だと感じるのは、次の理由があります


(4)上記(2)と(3)の量も種類もすごくあるので検討量が多い

紙媒体にすると分厚いパンフレットだったり、ショウルームに人を置くようなものだったりする規模だからからです


(5)多様なコミュニケーションスキルが必要である

メール・SNSなどの多様なコミュニケーション方法を会社側で検討して、人の配置も含めて準備しないといけません

場合によっては、権限の譲渡など、これまでの業務の慣習を見直す必要もあります

ここではITリテラシーと経験が必要になります


さらにいえば・・・・

(4)と(5)を、詳細に決めていく過程で、(2)(3)に戻って作業しなくてはいけないこともあります。



ここでグルグルと繰り返していると先に進めません。


これで(5)までがしっかりと出来上がると、ホームページを制作する材料が揃いますので、やっとホームページ制作を進めることができます。



●丸投げがダメな理由はまさにコレ


多くは、ここまでたどり着くためにチームで頑張ることが多いと思います。

大変ですがメリットも大きいです。

この過程で課題が見つかり、異なる慣習や専門性をもつ人たちがチームになることもできます。


が・・・「お任せください」と業者さんに提案されて、外部に丸投げする会社さんもあるようです。

そうすると、課題を抱えたままのホームページが完成してしまいますので、僕はそのようなスタイルで仕事はしていません。



●ここからがやっとホームページ制作です


ここから先がホームページ制作です。

たったこれだけですが、この中には専門家のノウハウが注入されています。



(6)ホームページの骨格を創る

決定しているビジネスの仕組み、言葉(文字)と図をベースにしてビジュアル(写真と動画)を創り上げ、ホームページの骨格をデザインする

印象的でまた行きたくなってしまう空間づくりの基本ができあがります


(7)ページ毎の仕上げと導線づくり

骨格のデザインに文字、図、画像、動画を配置して、動線を作っていきます

お話しやすいお店、買い物しやすいお店になっていきます



●マネジメントも大事、ホームページ制作も大事


やることは、以下の(A)と(B)の2つあります


(A)マネジメントの力

新しい事業やサービスについて外部に見せられるビジネスの仕組み、言葉(文字)、図をつくります。このクオリティは全ての基盤です。

行m全体の作業のスピードにも大きく影響します。

特に、トップ、従業員、事業パートナーさんが効率よく時間をかけられるのか?検討していく経験と情報に不足はないのか?などマネジメントの力を発揮しましょう


(B)ホームページ制作の力

上記(A)をホームページの形にします。

ここを外部に出さないで内製すればさらに良いでしょう。

高度な業務をプログラミング不要で行える、WixやShopifyなどのサービスが世界中で爆発的に伸びている理由でもあります。




おわりに・・・・


当方は、これらを幅広くお手伝いしているわけですが。。。


ご相談業務もアドバイス業務もしていますが

お客様が主体であることに徹底してこだわってきました。


それがビジネスの成功の秘訣だと考えるからです。



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